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冷却水浄化システム

冷却水浄化システム Kパックの特長

KパックN

Kパックは冷却塔等でスケール等の発生を防止し、金属イオンの殺菌力で藻類、スライム等の発生と成長を阻止、レジオネラ菌の抑制にも非常に効果的なシステムです。

株式会社キョーエキ工業が、水処理剤として販売される「Kパック」は、元京都大学工学博士山本徳治先生の発案された溶解性ガラス組成とし、両社で開発した製品です。

Kパックは金属イオンを発生させる無機質からなる溶解性ガラスで従来の薬品水処理剤を使用しないため、人体にも環境にも安全で、メンテナンスも簡単です。
冷却塔にKパックを設置することでスケール等の発生を防止し、金属イオンの殺菌力で藻類、スライム等の発生と成長を阻止し、レジオネラ菌の抑制をいたします。

特徴1 スケールの付着によるチューブの熱交換率の低下予防
特徴2 藻やスライムの発生による悪臭や健康被害予防
特徴3 冷却水の濃縮によるレジオネラ属菌等の増殖予防

 

Kパック使用事例

Kパックの効果は、設置後4ヶ月が目安です。
Kパックは冷却塔以外にも効果的です。

水槽

Kパック水槽
Kパック未設置

Kパック水槽
Kパック設置2か月後

Kパック水槽
Kパック設置4か月後

チューブ式熱交換機使用事例

チューブ式熱交換機使用事例
Kパック未設置
(熱交換器上部 他者水処理剤)

矢印

チューブ式熱交換機使用事例
Kパック設置3年後

プレート式熱交換機使用事例プレート式熱交換機使用事例

プレート式熱交換機使用事例プレート式熱交換機使用事例
Kパック未設置

矢印

プレート式熱交換機使用事例プレート式熱交換機使用事例
Kパック設置6ヶ月後

補給水は薬品処理と比べて約1/2の節水が可能です。

特許3689787号を取得(水冷式冷却塔の冷却水浄化方法及び装置)、本特許技術により、冷却塔に使用する冷却水の節水を実現。
Kパックはイオンバランス変化により水質を浄化し、水中で連続的にOH-(水酸化物イオン)を発生させます。
水中のカルシウム(Ca+)を減少させ、熱交換器のスケール障害を防止することができます。

節水効果実験

実験装置:クーリングタワー55RT 循環水量:700㎥/min:4基 運転条件:乗じ運行管理マニュアル範囲内
実験期間:平成13年10月~平成16年9月(3年間)

[クーリングタワー水質管理条件と結果]
実験機 処理 電気伝導率
mS/m
運転時間
総補給水量
蒸発水量
オーバーフロー水量
1号機 薬品 75 12,600 6,700 5,100 1,600
2号機 水のみ 45 12,580 8,700 5,200 3,500
3号機 Kパック 75 12,580 6,500 5,300 1,200
4号機 Kパック 100 12,800 6,100 5,300 800

結果14号機(Kパック)と、1号機(薬品)の比較
Kパックのオーバーブロー水量は1/2の節水となりました

結果24号機(Kパック)と、2号機(水のみ)の比較
Kパックのオーバーブロー水量は1/2の節水となりました

Kパックの種類

KパックNA

KパックNA

溶解性ガラス溶解する時に、金属イオンとともにAg+イオンを放出します。
(スケール・スライム・レジオネラ属金等を抑制)

KパックNA

KパックNA

溶解性ガラス溶解する時に、金属イオンとともにAg+イオンを放出します。
(スケール・スライム・レジオネラ属金等を抑制)

KパックNC

KパックNA

溶解性ガラス溶解する時に、金属イオンとともにCu+イオンを放出します。
(スケール・スライム・藻類の発生を抑制)

冷却塔(クーリングタワー)保有水量およびKパック使用料

冷却塔
RT
循環水量 保有水量
Kパック使用量
kg
m3/h l/min
50 39 650 1,000~1,300 1.0
100 78 1,300 2,500~3,000 1.0~2.0
150 117 1,950 3,400~4,300 2.0~3.0
200 156 2,600 5,000~6,600 2.0~4.0
300 234 3,900 7,500~10,000 3.0~6.0
400 312 5,200 8,500~11,000 4.0~7.0
500 390 6,500 10,000~13000 5.0~8.0
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